こんにちは。
ジャパンツゥリスト の櫛です。
いつもご覧いただき感謝します。( ´ ▽ ` )
本日は、國近京子さんとカンボジアひろしまハウスについてお話します。
國近京子さん
國近さんとの出会いは、1998年びっくのーずの山根進さんが当時事務局長を務めていた「広島を面白くする会」という集まりに参加したときに、たまたま席が隣だったのが國近さんでした。
カンボジアに行ってみない?
なんでカンボジアに行かれるのですか?
背景
1994年に広島でアジア大会がありました。
その時に、カンボジアの選手の皆さまのお世話をしたそうです。
カンボジアの方たちはその時はまだ内戦の最中だったので、自分たちもアジア大会で訪れた広島のように平和で安心した国に生まれ変われるという希望を胸に広島で過ごされておられたようです。
國近さんは、カンボジアの方たちと接する中で愛情や人情、友情が湧いてきました。
カンボジアの方たちとお話をする中で自分が小学生の頃にアメリカ文化センターという建物の中でアメリカ人にチョコレートキャンディーをもらったことを思い出したそうです。
それで、これからもカンボジアの方たちのために何かできることはないか?と考えるようになりました。
そして、ひろしままちづくり市民大学へ行き、街づくりを学びました。
その卒業講演会で世界的な建築家の石山修武(いしやま おさむ)先生の話を聞いて、ひらめきます。
広島市民とカンボジアの人たちが交流する家を建てたい!!!
國近さんは東京にある早稲田大学石山研修室(当時)の石山先生のもとを訪ね、相談しました。
カンボジアにひろしまハウスができるまで
先生は「せっかくならカンボジアの子どもたちのために学校を建設しよう。」
とおっしゃってくださいました。
先生はこころよく引き受けてくださいましたが、ひとりの主婦の思いつき、何しろお金がありません。
建設会社に頼むにも莫大は費用がかかることは分かっていました。
先生は、それならということで、学生たちボランティアで手作りでレンガをひとつひとつ積んでいってはどうかと提案します。
そこで、ジャパンツゥリスト でもカンボジアへ行ってレンガを積むツアーを企画しようということになりました。
それでも資金が足りません。
そこで、内戦が終わって間もないカンボジアの現状やこれからの平和を創り出すために必要なことを訴えて講演をしたり、慈善団体や企業をまわり、資金を集めました。
その後、広島県の助成金も受けることが出来、ようやく学校を建設することが出来ました。
ツアーに参加された方、個人で支援してくださった方など本当にたくさんの方々に支えられて、学校は今日も子どもたちのために活用されています。
ひろしまハウスでは、現在も寄付を募集中です。(寄付金で子どもたちの教育や給食をまかなっています)皆さまのご支援よろしくお願いします。
それでは。また。
ジャパンツゥリスト (株)
櫛 雅之(くし まさゆき)
〒733ー0031
広島市西区観音町13−10
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